
高免信喜カルテット
2009/07/04 Montreal Jazz Festival
ニューヨークで長く活動を続けるギタリスト、高免信喜のカルテット、2009年のカナダ・モントリオール・ジャズ・フェスティバルでのパフォーマンス。
メンバーにはバークリーの盟友たちを揃え、この前にはピアノの神田斉以外のトリオにて、カルガリー・シティ・ホールでHiromi’s Sonicbloomとも共演を果たした。終演後の楽屋では、同じバークリー出身の高免と上原が談笑する姿も見られた。
披露された楽曲はジャズのスタンダードから高免のオリジナル曲まで、バンドのオリジナリティとクオリティの高さが、存分に発揮された内容だった。

Three Saxophone Conversation Sextet
2025/04/19 CON TON TON VIVO
ピアニスト根本哲史さんリーダーの、3管によるフリー・ジャズ。この日は、ニューヨーク時代のお友達で同じ北海道出身のサックス奏者、吉田野乃子さんに久しぶりに会えるということで、楽しみにしていた。彼女は元々フリー系のジャズが得意なのだが、実は大人しめの演奏しか聴いたことがなかったので、なかなか刺激的だった。リーダー根本さんの曲も当然あったが、彼女の曲もあり、その名も「Fトレインで行こう」にはビックリだ。私もニューヨーク時代に慣れ親しんだ地下鉄だが、彼女が表現するとこうなるんだという驚きがあり、私の印象とのギャップも楽しかった。

first music birth(RYU_MIHO TRIO)
2015/01/15 都立大学 珈琲美学
リュウミホさんのバースデイ・ライヴ。彼女のライヴは3回目だったが、この日はメンバーの中に懐かしい顔があった。ニューヨーク時代に関わったことがある、ベースの棚橋俊幸くんだ(写真右)。棚橋くんは名門バークリーを卒業後、ニューヨークに拠点を移し、同じバークリーのメンバーとのセッションを中心に活動していた。3年くらい被ってたのかな? 話を戻そう。この日も、リュウさんの『Breeze of you』からの楽曲に加え、ピアノの遠藤征志さん、棚橋くんのオリジナルも加え2セット披露。また、彼女が観光大使を務める中之条町のイメージソングでは、客席を巻き込み盛り上がった。

寺久保エレナ・カルテット
2008/06/18 札幌・くぅ
寺久保エレナのデビュー直前に、地元・札幌で行われたライヴ。メンバーは、同じ札幌で活躍する彼女にとっては馴染みのある顔ぶれが揃った。
客席には溢れんばかりの人が詰めかけ、彼女の注目度、人気の高さが伺えた。内容は、彼女のオリジナルに加え、スタンダード・ジャズやファンキーなナンバーまでバラエティに富んだ選曲を、慣れ親しんだメンバーの音に囲まれ、自由奔放に演奏するその姿は、まさに羽を広げたノースバードそのものだった。また、彼女のデビューへのエピソードはサイト内のインタビューのページにも詳しく書かれているので、一緒に読んでみて欲しい。

Yaz Band
2006/00/00 グランド・セントラル・ステーション
ニューヨークの地下鉄駅構内をホームグラウンドに、その名を轟かせた高木靖之率いるYazBand。週に何度となく駅を変えながら、その演奏で行き交う人たちの足を止めさせるパフォーマンスを披露。
足を止める人たちの中には、アメリカ人の他に、観光客らしき日本人の姿も多く見られた。
陽気なアメリカンの中には、演奏に合わせて踊り出す人も珍しくなく、そのれだけYazの演奏がニューヨーカーたちの心に響いていたのだろう。彼が演奏する前に置かれたサックス・ケースには、多くのチップが投げ込まれて行く。YazBandに関しては、本サイトのコラムのページでも書いているので合わせて読んでみて欲しい。

立方体・零
2025/04/27 秋葉原GOODMAN
これが吉田野乃子の真骨頂!? 過去に何度か彼女のライヴを見てはいたが、わりと大人しめの、簡単に言ってしまえば聴きやすいものばかりだった。しかしこの日はかなり様子が違っていたようだ。
地元北海道からメンバーを呼び寄せ、難解極まりない、それでいてかなり中毒性のあるノイズを発していた。これぞ、奇才ジョン・ゾーンからの教えなのだろうか?(インタビュー参照)。
ハードに響くドラム、ベース、難解な音階を奏でるギター、キーボード、そして吉田のサックスがキンキンに会場内に響き渡る。観客は最前列に押し寄せ、オール・スタンディングの客席は熱気に溢れていた。今までに体験したことのない熱が、吉田野乃子から発せられていたように感じた夜だった。